シームレス再生[入]状態での再生開始・終了位置


MPEG2基本的GOP(15フレーム)

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15フレームをひとつのグループとして圧縮するので
毎フレーム圧縮より小さく圧縮出来る。

フレームに画像情報

フレームは前後の差分情報

フレームは直前画の差分情報
DMR-E100Hで、市販のDVDビデオディスクを再生すると先頭はになってる
しかしDMR-E100Hでタイマー録画などして出来た映像の先頭はになってる・・な、なんで?


DMR−E100H基本的GOP(15フレーム)

調べてみると上記のようなフレームの区切り方になっていた。

MPEG2基本GOPからすると

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先頭は通常MPEG2の14番目の末尾13番目の

DMR100HでDVD-Rを作成、画面再生し一時停止状態で先頭にスキップ、
表示切り替えを3回押してフレーム情報を見る・・やはりが先頭。
・・良いんでしょうか?
14(基準のの2個前)で始まり、13(基準のの3個前)で終わる。。
(再生や動作に関しては他のDVDプレイヤーでも問題無く出来てます)


シームレス再生

DMR100Hの初期設定>映像>シームレス再生[入]
この状態だと繋ぎ目がなめらかに再生出来る反面、GOPの影響で
頭が欠けたり、末尾欠けたりする部分が多くなる。
編集などして区切り、保存したデータの先頭がで始まり、で終わる。
下記のような状態ならば大丈夫なんですが

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区切って保存したデータのフレームがこれと違った場合

[頭欠け]

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上記の様に、先頭(イン点)を▲の位置にして区切ると
次のGOP先頭、△からの再生となる(後ろにずれる)
*▲より後ろのフレームでも△からの再生

先頭(イン点)再生位置移動

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[末尾欠け]

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上記の様に、末尾(アウト点)を▲で終了するように保存すると
前のGOP末尾の△までの再生となる(前にずれる)
*▲より前のフレームでも△までの再生

末尾(アウト点)再生位置移動

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結論

DMR-E100Hにてシームレス再生[入]状態で再生させる場合の区切り点

先頭はの二つ前のフレームが先頭にくるように保存。

末尾はの三つ前のフレームが末尾にくるように保存。


ちなみに

シームレス再生[切]状態で使う場合

GOPの呪縛からある程度、逃れる事が出来ます。


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