Plextor PLEXWRITER Premium (PX-W5232TA)修理

CD-RWドライブで高価だったが経年変化でちょっとした問題が出る。

「トレイが出なくなる」

ディスクを上から押さえる部分の

スポンジが化学変化だかで

粘着質に変わる。

もう強力両面テープのような状態。

細いマイナスドライバーなどで剥がす。

剥がした後。

ちなみに鉄。

そして下側(ベース)。

こっちは強力な磁石

(分かり易くするためにネジつけてみた)

これだけで充分押さえるから問題無い。

全貌。

型番:PX-W5232TAとは、どこにも無い。

付属CDにPlexTools Professional。

これで速度遅くして本体に書き込んだ。

ちなみにGigaRecの0.9倍はできません。


トレイ排出ボタンを押してもトレイが出てこない。前面の穴に棒を入れても駄目。
実は、ディスクを押さえる上側の部分が下側のベースに貼り着いてしまうため。
トレイが出ないと分解も出来ないので排出ボタンを何度も何度も押してトレイを出す。
(30回くらいはボタンを押したと思います、モーターをいたわりながら・・)
トレイが出たら後は分解して「粘着シール」と化したスポンジを除去するだけ。
(封印シールあるがもうメーカー修理してないので意味無い、スッパリ切りましょう)
このスポンジ、どこの素材か知らんがSONY/NECドライブでもベタベタになってるのよく見る。
スポーツシューズでウレタン底が加水分解してボロボロになるのと似たようなもんだろうが
素材の選別には、良心を持って行って欲しいです。(問題発生後のフォローも)
まぁ製造打ち切りから6年は経ってるので時効ですけど。


「粘着シール」と化したスポンジを除去して組み上げて音楽CDをCD-Rに焼いてみましたが

かなり良い出来。

ちなみにPlexToolsで、読みは24倍MAXにして、書きは8倍MAXにしてます。

52倍速とか48倍速とか無駄に速いのは、要らん。(+12Vのアンペア数も減らせるし)


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