モデムの高速化?


★回線環境の悪い状態での56kモデム

って駄目だめと思う

よく雑誌などで「288、336モデムじゃ駄目、56kモデムが高速で良い」
とか書いてありますが私の部屋のようにモジュラー線で10mもひいて
来ないといけないような方も大勢いるはず。
この様な劣悪な回線状態で56kモデムを素のまま使うと接続時に良くて
40000bpsで接続」くらいもっと低いときもあると思います。
こんな状態で接続すると新たなページを開こうとするたびに引っかかった
ようになってストレスばかりが貯まってしまいます。
(転送量も安定してないです)

大は小を兼ねる

そんなときはコントロールパネルからモデムのプロパティを選び
接続、詳細設定の追加設定の項目に

+ms=11,1,14400,33600

を入れてやると56kモデムなのに336として接続されます。
モデムの制御コマンド「ATコマンド」と言われるものの
通信設定のコマンドで
+ms=・・・通信規格(変調方式)は以下の通りにします。
11,・・・V.34(33600bpsの規格)
1,・・・ネゴシエーション自動
14400,33600・・・最低で14400bps、最高で33600bps
*中が緑なのは私の色設定。
at+ms=11,1,14400,33600って入れても大丈夫です。

どうなるのか?

私の環境では56kで接続するよりも336で接続する方が圧倒的に快適
ダウンロードにしても安定した状態でコンスタントに落せるし、新しい
リンク先HPを開くのでも待つ時間が少なくてすみます。
ちなみに56k(V90)の設定で上限を低くして接続も試しましたが駄目でした。

工場出荷状態(初期状態)に戻すときは

追加設定の項目に
&F
とだけ入れて見ましょう。
接続時に表示される数値が57600bpsとか115000bpsとかに〜
もし速ければこれもアリでしょう。

*一般的(だと思う)な設定ですモデムによって違うかもしれません。


高速シリアルボード導入

回線状態が改善出来ないなら他でカバーするしかないんで以前から欲しい
と思っていた高速シリアルボードがジャンクで安く売ってたので購入。
ものはIOデータの「RSA-DV/S」で上限は921kbpsまで出せる。
(ISAのカードは最近のマザーにさせないものが多いせいか安くてなんか嬉しい。)
送受信に各2kバイトのバッファがあり、わずか2kだがこのバッファが相当効く
らしい。
私の今使っている外付けモデム(MRV56XL)
DTEスピード(モデムとPC間のシリアル転送速度)が230kまで出せるものだった
のでシリアル転送量が一般的なモデムの倍までOK。
高速シリアルをいずれ使うことを見越して買っておいたものでした。
(ちなみにスロットに差すモデムカードも意外と115kが多いみたいです。
ソフトウェアモデム多いし・・)
シリアルポートとモデムのDTEの設定を「230k」にして
モデムとシリアルポートの詳細情報をWIN上で検出してみると正常に出ないで
最高56kボー」とでるが実際には230kになっているらしい。
試しにターミナルモードで立ち上げテストするとちゃんと230kになってた。
PCのシリアルだと115kで固定にするとこけてたので230k大丈夫かな?
と思ってましたが全然大丈夫でした。(固定にしてないですけど)
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バッファが効いてるのかDTEスピードアップが効いてるのか更に安定し
転送量も多くなりました。

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